おはようございます。
10日目のブログとなります。
第一歩目の目標としていた10日間連続ブログを
継続することが出来ました。
今後も毎日ブログに携わっていきたいと思います。
本日おすすめする一冊は
ここに地終わり海始まる
作者:宮本 輝
です!
6歳のときから18年間療養生活をつづける
24歳の志穂子。
彼女のもとに舞い込んだ一枚の絵葉書が、
彼女のその後の人生を大きく変えることになるという
純愛小説です。
この本を読んでいただきたいのが、
長期間病院に入院されていた方
他人よりも何か大きなハンデを
抱えている考えている方
に読んでいただきたいです。
◎おすすめの理由(私が感じたこと)
周りの人の人生と比べて、何か大きなハンデを背負っても、
それは意味のあることであり、他の人にはない魅力となる
ということを教えてくれる一冊です。
志穂子(主人公)は6歳から18年間結核で入院生活を
送っていました。
志穂子は周りの人と比べて大きなハンデを抱えていると
考えていましたが、周りの人が経験できないことであり、
優れた人間力を身につける基礎となっていました。
【誰かに話したい無数の出来事が、志穂子に思慮深さや
他社への愛情、年齢に不相応な寛容さを与えたことを
志穂子はまるで気づいていなかった。】
入院生活が人間力成長への大きな礎となっていたのです。
また、【病院で体験した多くの不幸は、夜の浜辺で遊んで
いる志穂子の幸福に様々な味わいをもたらせ、ひたすら、
まるで無限のように思える海の一端で呼吸している
自分自身の律動を感じさせた。】とあるように、
浜辺で遊ぶという行為が志穂子にとっては身体が震える
ほど楽しむことが出来ました。
周りの人が楽しいで終わることを何十倍も楽しめ、
更に自分と向き合う時間が長かったこともあり、
内なる自分の気持ちを引き出すことにも長けていたのです。
ハンデはハンデで終わらず、その人の強み・個性として
人生を豊かに彩ってくれるものであると教えてくれる
一冊です。
【】:実際の文章を引用しています
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悩みに応えるおすすめ本
資格:管理栄養士、調理師
30歳まで全く本を読んでいませんでしたが、
本ぐらい読まなきゃと一念発起し、
現在一生懸命本を読んでいます。
ただし、読むだけでなく、読んだ後の自分の感想が
少しでも誰かのお役に立っていただければと
思い、ブログを始めました。
ブログ:www.kodukuriotaku.com
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